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航空券の選び方

航空券

航空券も色々あって価格や制限が違いがあります。ここでは航空券の種類とその特徴を説明します。

航空券の種類 航空券のシーズナリティ 航空券の見方 航空券用語集

航空券の種類

それぞれの航空券はどのように違うか比較してみましょう。

種類

 

ノーマル航空券

PEX航空券

格安航空券

 

IATA PEX

ZONE PEX

OPENチケット

FIXチケット

料金

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利便性

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制限

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販売場所

 

航空会社/旅行会社

旅行会社

 

マイルによるアップグレード


(一部不可)

不可

不可

特徴

料金は高いが払戻し・変更が自由にでき、優先順位が一番高い航空券です。高いので縁遠い存在ですが意外な使い方もあります。

IATA(国際航空運送協会)二加盟している航空会社なら別の航空会社も利用できます。ZONE PEXよりは割高になります。

航空会社独自の正規割引航空券です。早期申込みなど制限がありますが比較的安く格安航空券よりも優先順位が高いです。

現地で帰国日を変更できる航空券です。留学や長期旅行で帰国日が決まっていない人向けです。

制限が厳しいですが、旅行期間が決まっていて何より安く旅行したい人向けです。旅行会社によって取消規定が異なるので注意が必要です。

ノーマル航空券

★購入できる座席:ファーストクラス、ビジネスクラス、エコノミークラス
定価の航空券。日本〜ヨーロッパのエコノミークラス往復の正規航空運賃は約80万円(平日)。
330日前から予約でき、発券は直前でも可能で、変更やキャンセルも自由自在な航空券。発行日より1年間有効で、予約変更、経路変更、航空会社の変更、払い戻しなどが可能。制限が無い分、料金は割高だが、一年を通して一定価格。その中で途中降機、乗り換えの回数などに制限をつけた「制限付エコノミークラス普通運賃(Y2ノーマル航空券)」がある。こちらはノーマル航空券より割安。

メリット:予約の変更やキャンセルが自由

デメリット:高額

正規割引(PEX)航空券

各航空会社が料金設定した割引運賃。正規割引(PEX)航空券には、「IATA PEX(イアタ ペックス)航空券」と「ZONE PEX(ゾーンペックス)航空券」の2種類ある。

  1. ・IATA PEX航空券

★購入できる座席:エコノミークラス
IATA(国際航空運送協会)に加盟している航空会社に共通の特別運賃で、エコノミークラス利用の周回旅行に利用できる。自分の予定にあわせてどの航空会社でも利用できるので、効率性が良く、便利だが、ZONE PEXや格安航空券よりは割高。有効期間も行先によって異なり、経路変更や予約変更はできない。キャンセルや払い戻しについても所定の手数料がかかる。

 

メリット:IATA加入の航空会社なら別の航空会社でも利用できる

デメリット:ZONE PEXや格安航空券よりは割高

  1. ・ZONE PEX航空券

★購入できる座席:エコノミークラス(※一部ビジネスクラスもあり)
IATA(国際航空運送協会)が決めた運賃をもとに、各旅行会社が独自に運賃を設定することができる「正規割引運賃航空券」のこと。価格帯の下限が「IATAが定めた料金の70%引きまで」と決められている。出発直前まで購入可能なスタンダードなタイプと、決められた期日までに購入するとさらに割安になる「早期割引(早割)」や、インターネット上で購入するとさらに割安になる「WEB割引」や、その他航空会社が設定した条件の下で購入すると割安になる「条件割引」などがある。航空会社が設定している正規運賃なので、各航空会社のウェブサイトで購入できる。旅行会社でも扱っているが、手数料がプラスされるため、各航空会社のウェブサイトで購入するのがオススメ。また、シーズンによっては格安航空券よりも安くなる場合もあるので、比較検討の対象にしてほしい。
いろいろなWEB割引がある一方で、制限も厳しく設定されているので注意しよう。まず、IATA PEX航空券とは異なり、往復とも同一航空会社利用が原則。経路変更や予約変更はできず、キャンセルや払い戻しについても各航空会社所定の手数料がかかる。
有効期限や予約時同時発券など、航空会社によって異なるが、制限が厳しく設定されている。例えば、早割運賃は購入期限までに予約・購入しなければならないのに加え、予約後72時間以内に航空券を発券しないと自動的にキャンセルされたり、後日運賃を徴収されたり、運賃が安い分、制限がかなり厳しく設定されている。また、運賃が割安なほどキャンセルや払い戻し手数料も高くなる。

1.ZONE PEX航空券商品一覧(パリ直行便航空会社のみ)

航空会社

商品名

割引種別

購入期限

日本航空

ダイナミックセイバー

 

 

全日空

エコ割

 

 

エールフランス

ボンジュール21

早割

出発日の21日前

ボンジュール14

早割

出発日の14日前

ボンジュールWEB

WEB割

 


2.ZONE PEX航空券で制限されていること

・往復同一航空会社利用(原則)
・経路変更や予約変更は不可
・キャンセルや払い戻しは手数料がかかる
・早割には購入期限がある
・予約後にすぐに発券しなければならない

 

3.メリットとデメリット

メリット

・便名指定が確実にできる
・座席も事前に指定できる確率が格安航空券より高い
・復路便の予約変更が可能なものもある(手数料がかかる場合もある)
・子供運賃が明確。(2-11歳の小児は33%割引き。座席を使用しない2歳未満の乳幼児は92%割引き。)
・キャンセル料が一定(エリアによるが、出発直前のキャンセルでも5000円〜3万円)
・航空会社でも旅行会社でも購入可能(どこで購入しても価格は同じ)
・共同運航便(コードシェア)航空券なら往復異なる航空会社を利用することも可能。
・日本国内主要都市からは追加料金なしか、わずかな追加料金で利用できることが多く、地方在住者の場合、総合して考えると得なことが多い
・「eチケット」(航空会社のコンピュータ上でチケット内容を管理するタイプで、紙のチケットは不要となる)なので、便利で安全。
・マイレージの獲得が確実
・ピーク時期でも予約が取れる。(正規割引航空券だけにピーク時の予約・キャンセル待ちの順位が高い)

 

デメリット

・一部の路線や時期を除き、格安航空券に比べると高い
・予約後72時間以内に購入しなければならない。

格安航空券

格安航空券とは、航空会社が個人包括用(ITという)に旅行会社に卸している割引料金の航空券のことをいう。要するに、航空会社がツアー用に航空券を卸売し、それらを旅行会社がバラ売りをしているということ。そのため、帰国便を確定した短期間のFIXタイプの航空券が主流だが、有効期限が長いものや、帰国便が変更可能なもの、片道航空券など、多種多様な航空券が売られている。
正規の航空券ではないので航空会社では買うことができず、旅行会社(旅行会社のウェブサイトも含む)で購入することができる。
金額的には、破格のものが出回る時もある一方で、繁忙期などはほとんど予約できない上に運賃も高い。また、同じ日の同じ便でも購入する旅行会社によって価格はまちまちなので、何社かあたってみて検討することが必要。
安いだけに、搭乗日の変更や購入後の払い戻し不可や、有効期間が短かかったり、マイレージのマイル換算に制限があるなどの制約も多い。購入するサイトの制限表示をよく確認しよう。なお、日本航空、ANAには格安航空券はない。

パリ格安航空券攻略ガイド(外部サイト)

メリットとデメリット

メリット
・低価格
・予約語の購入制限が正規割引(PEX)航空券と比べて緩い商品が多い

デメリット

・利用する航空会社の変更や払い戻し、予約内容の変更が不可能
・事前の座席指定ができない場合が多い
・出発直前のキャンセル料が高い
・子供料金の設定がなく、大人料金と同額のものが多い

格安航空券予約サイト

カテゴリ

サイト名

運営会社

特徴

比較サイト

航空券.net

 

 

トラベルコちゃん

 

 

Travel.jp

 

 

4 travel.jp

 

 

自社予約サイト

H.I.S.

 

 

etour

 

 

スカイゲート

 

 

楽天トラベル

 

 

AB-Road

 

 

Free-Bird

 

 

expedia.co.jp

 

 

トルノス

JTB

 

TTS

 

 

阪急交通社

 

 

ALL 格安航空券比較

 

 

arukikata.com

 

 

Across No.1 Travel

 

 

予約.com

 

 

Trip Star

CAS Tour

 

Can Tour

 

 

ena

 

 

アドバンストラベル

 

 

YAZIKITA

 

 

  1. Fixチケットの帰路放棄に関して

格安航空券、安い短期FIXチケットを利用し、帰路分を放棄する場合の運用が厳しくなり、とくにアメリカに入国後、中南米を陸路で廻る旅行者への影響がでています。従来は問題化されることはありませんでしたが、最近では、チケットを購入する際に帰路分を放棄することを伝えると販売しない旅行会社も増加。といっても、購入時に何も言わない場合は、事実上黙認されています。航空会社の立場としては、往復FIX航空券の帰路分を放棄されると困るというもので、中には、旅行会社へ違約金請求する航空会社もあるようですが、その場合、原則的に旅行会社が違約金を負担し、悪質なケースを除き、利用者に請求されることはありません。また、旅行会社よっては帰路放棄を容認する航空会社のチケットや、帰路放棄が問題とならないオープンチケットを勧めるケースもあります。

エア+ホテル付のツアー

通常の「往復航空券+ホテル+空港〜ホテル間の送迎」に加えて「食事や観光付」のパッケージツアーもありますが、最近の主流ツアーは航空券+ホテル+空港〜ホテル間の送迎のみがセットされた自由度の高いツアーも多く、1都市のみの滞在なら、まずはパッケージツアーを検索してみるのもオススメ。実際に利用しなくてもだいたいの相場はわかるので、ホテルや航空券を購入する際の判断材料にもなる。
パッケージツアーの場合、航空便未定(=出発時刻・航空会社未定)&ホテル未定であれば超格安のツアーが見つかることもしばしば。ただし、航空会社や出発時刻が選べたり、ホテルが選べる場合は、個別に航空券やホテルを手配するのと同じくらいの金額になってしまうこともありますので、いろいろ比較検討してみましょう。言うまでもありませんが、ゴールデンウィークや夏休み、年末年始など、時期や曜日によって料金に大きく差がでるのもパッケージツアーの特徴。お得で気分よく旅に出かけるなら、出発日をいつにするかは重要です。
また、パッケージツアーに多いのが、フリープランだけれど、空港からの送迎の際に免税店やおみやげ店に立ち寄るというもの。実はこの分ツアー料金が安くなっているともいえるので、これは仕方ありません。ホノルルのように、送迎は空港から現地ツアーデスクまでというのが主流のエリアもありますので、申し込み前に旅程表などで確認しましょう。
上記の検索サイトのほか、H.I.S.やJTBなど各旅行会社のウェブサイトでももちろん検索可能です。激安ツアーは各社のサイトにしか掲載されないことも多いので、手間を惜しまず探すのがお得な旅に出会えるコツです。

航空券のシーズナリティ

航空券は、季節や時期によって価格が大きく変動する。これをシーズナリティといい、旅行者が多い時期には価格が高くなり、少ない時期には安くなる。

シーズナリティの基礎知識

日本において、航空券がもっとも高くなるのは、年末年始、ゴールデンウイーク、夏休みのお盆時期あたり。こうした大型連休の期間は、旅行者が集中するため、どのエリアも航空券が高くなる。
例えば、ヨーロッパ行きのA社の格安航空券の場合、最も安いのが11月20日から12月19日と1月7日から30日で15万円以内。逆に最も高い時期は、7月28日から8月21日で31万円以上することもある。
シーズナリティによる価格は、かなり細かく設定されているため、1日の出発日をずらすだけで大きく異なることもある。日程を移動することが可能であれば、検討してみる価値は高い。また、それが不可能であれば、いくつかの航空会社をあたってみるのも手。ピーク時の設定は航空会社によって数日ずれていることもあるからだ。

航空券の見方

表記名

日本語名

意味

ISSUED BY

航空会社名

利用する航空会社名が記されている。スケジュール欄などで航空会社名を記す場合はキャリアコード(2レターコード)が使われる。

DATE OF ISSUE

発券日

航空券が発券された日付が記入される。この日付がないと、航空券は無効になる。

CARRIER / FLIGHT

航空会社 / 便名

航空会社名がキャリアコードで記されている。その隣の数字が便名。

CLASS / DATE / TIME

クラス / 日付 / 時間

座席のクラス名が記されている。エコノミーはM、Y、Wなど、ビジネスはC、Jなど、ファーストはF、Pなど。航空会社によって異なる。さらに出発日、出発時間と続く。

NAME OF PASSENGER

搭乗者名

搭乗者の氏名が記されている。パスポートの記載と同一でなければならない。

FROM / TO

 

出発地と到着地が記されている。例えば成田空港発ソウル仁川空港行きの場合、FROMがTOKYO / NARITAでTOがSEOUL / INCHEON。

RES.

予約状況

OKは予約済み、RQはリクエスト、OPはオープンの状態。搭乗する際はOKになっていなければ搭乗できない。

RESTRICTIONS

利用条件

このチケットを利用する際の条件が記されている。この場合はVALID ONLY FLT / CLS / DTE SHOWN(記載されたフライト、クラス、日付のみ有効)。

ALLOW

無料手荷物許容量

無料で機内預けできる荷物の重量がK(kg)で記されている。

DOCUMENT NUMBER

航空券番号

この番号を控えておくと、航空券を紛失した場合の再発行がスムーズ 。

航空券用語集

表記名

日本語名

ツーレターコード

アルファベットや数字を組み合わせた2文字から成る航空会社の略号。チケットの便名のところにも書いてある。3文字で表す「スリーレターコード」もある。

トランジット

乗り換えや経由のために一度空港に降りること。経由便の途中寄航地でも乗客は機内から出てトランジットエリアで待つのが一般的。

リコンファーム

次に乗るフライトや帰国便の予約再確認のこと。出発の72時間前までに済ませなければならない。怠ると席がキャンセルされてしまうこともある。近年ではリコンファームの必要がない航空会社が増えている。

直行便・経由便・乗り継ぎ便

同じ目的地に行くにもパターンは複数ある。どこにも寄らずノンストップで行くのは直行便、最終目的地まで便名は同じだがいくつかの空港に立ち寄るのは経由便、途中どこかで乗り換えをし、便名も変わるのは乗り継ぎ便。

OPEN(オープン)チケット

有効期間内であれば日程を決めないで出発できる航空券。最高で1年間有効なものがある。また、フィックス・オープンという、行く前に一応予約を入れておくが、現地で便を変更できるチケットもある。

FIX(フィックス)チケット

出発前に全便の予約を確定しておく必要のある航空券。予約変更は不可。自由がきかない分、価格はOPENチケットより安い。

ストップオーバー(途中降機)

目的地までの途中、あるいは帰りに立ち寄った乗り継ぎ地で滞在すること。正確には24時間以上滞在することをいい、スケジュールの遅延などで24時間を超えた場合、それは乗り継ぎのための寄航であってストップオーバーではない。

オープンジョー

行きの到着地と帰国便の出発地が違うタイプの旅行のこと。行きはパリに着いて帰りはロンドンから帰国するといったものをいう。「ジョー」というのはあごのことで、旅行ルートがあごを開けた形になることからきている。

ハブ空港

「ハブ」とは車輪の車軸のことで、国際線と国内線乗り継ぎが可能な、拠点となる空港を指す。ここを中心に放射状の路線網がある。ハブ空港は航空会社によって異なる。

 

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